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Posted by 滋賀咲くブログ at

2013年06月22日

自転車レーン:京都市の事例・その2

前回、京都市中心部の一方通行規制がされている細い道路での
自転車レーンの事例を見かけ、紹介させていただきました。
その後、烏丸通りの車道の両側に、本格的な自転車レーンが
設けられていることを知りました。
それを写真で紹介させていただきます。


ただ、お池通りから丸太町までのごく短い区間だけですから、実用性から言って本格的というわけにはいかないのは残念です。でも、ケチをつけるのではなく、これからこうしたレーンを整備していこうという姿勢が示されたものとして高く評価したいと思います。
 烏丸通りをよく観察すると、この区間以外も車道の両端に幅1m程の側道らしいものがとられています。路側帯としてなのでしょうか。ただ、現実にはそれが格好の駐車スペースとなってしまっているようです。今後、市民の改革を図りながら自転車レーンとして整備を進めていただきたいものです。

  


Posted by Little Ben at 19:08Comments(0)自転車レーンまちづくり

2013年05月18日

自転車レーン:京都市内で見かけた事例

狭い道路にどのようにして自転車レーンを作るか
最近、京都市の中心部で見かけた事例です。
それが有効な方策なのか、とてもまだ評価はできませんが
この問題を考えていく一つの手法として写真を紹介します。

中心部の道路は幅員もせまく殆どが一方通行になっています。
これまで歩行者と自転車と自動車が入り混じって通っていました。
そこに自転車走行部分であることを示すラインと自転車マーク
さらに進行方向を示す矢印が表示されました。


道交法で自転車は軽車両と定義されており、
道路の左端を走行すべきことは法律上当然のことです。
でもこれまで、右側も左側もお構いなしに走っているのが実態でした。
本題からそれますが、このような混乱を生んだのも、
自転車の歩道通行を容認したことに起因する重大な問題だと思います。

それはともかくとして、現実の混乱を解消し、
事故を少しでも減らすための一つの試みだと思います。
いろいろ問題もあることでしょうが、
それを一つ一つ克服していく努力を求め
そこからより良い方策を編み出してほしいものです。

京都市の前向きの姿勢に敬意を表しつつ
折角のたレーンが、自動車の駐車スペースになってしまわないよう
意識啓発と取締りにもしっかりした取組をお願いします。



  


Posted by Little Ben at 17:10Comments(0)自転車レーン

2013年04月02日

やっぱり おかしい?


書こうか、慎むべきか
それは警察署としての見解なのか、個人の意見なのかもあり迷ってました。
でも、皆さんに考えてほしいし、意見を聞かせてほしいので書いてみます。
自転車の車道走行に対する警察の姿勢に関することです。

日本では、自転車で歩道を走ってもよい、ということになっていました。
その代償は、歩行者の安全を脅かし、歩行者との接触事故が多発した
ばかりか、自転車利用者自身も死亡事故に巻き込まれるなど、重大な
事態を生みだしました。このため警察庁では、昨年、自転車は原則とし
て車道を走るよう指導方針を元に戻しました。

また、車道を反対方向に走る自転車も見かけますが、
歩道では左右どちらにも走れることが引き起こした錯覚でしょう。
自転車の右側走行は、その人自身の事故の危険が増すばかりでなく、
正しく走行している自転車も危険にさらすなど、重大な問題です。

私たちのグループでは、このような現状の改善を促す一助として
幹線道路の車道の左端を、一列にならんで走行し、
市民に自転車での正しい走行を啓発する活動をと考えました。

でも、私たちのグループだけでは、市民に訴える力も限られます。
警察官も一緒に走ってもらえば、アピール効果もはるかに大きいだろうと考えました。

日頃、警察官が自転車で走行している姿を見かけることも少なく、
自転車で走行する上での問題点を認識していただく機会にもなると考え、
私たちと一緒に自転車走行に参加していただくことを
大津警察署へお願いに行きました。

これにはある“いきさつ“もあったからです。
例年3月には、びわこ毎日マラソンが行われます。
それにあわせて、毎日新番社の提唱で、
市民団体による「環境キャンペーン」活動が実施されます。
私達のグループでは、「クルマから自転車へ」活動の一環として
マラソンコースの自転車走行を行ってきました。
その際、警官も同伴走行していただくことを打診しました。
しかし、「びわこ毎日マラソンは国際レースであり
その警備の万全を期すことが何より求められている。、
マラソンが終わるまでは他のことで力をそぐのは勘弁してほしい。
4月の交通安全週間等に一緒にやれる啓発を考えましょう。」
ということになっていました。


応対いただいたのは、交通第一課長さん(及び担当の方)でした。
お名前を出すのがよいのかどうかためらいもありますが、
事実を正しく認識してもらうため役職名を明記させていただきます。

課長さんの応答の要旨は、
警察庁(及国土交通省)が、自転車の歩道走行を認めてきた方針を改め、
本来の車道走行に誘導しようとしている方針は承知している。でも
大津警察署管内の道路現況を考えると、
「警察として車道走行を奨励する啓発活動には参加できない」と明言され
現在、大津署としては、広い幅員を持つ歩道に、歩行者と自転車の走行
部分を区分する青色のライン(鎖線)を設けてもらうよう
道路管理者に要請することに力を入れている、というお話でした。

私たちも、幼児や子供を乗せたお母さん、それに高齢者などに
自転車での歩道走行を認めることはやむを得ないことと考えています。
しかし、若者はもとより一般成人が歩道を走るのは誤りと考えますし、
少なくとも先進諸国と言われる国々ではありえないことです。
また、歩道では徐行せよということになっていますが、相応のスピードで
走らなければ自転車のよさは生かされませんし、利用者も増えません。

いつまでも、歩行者と自転車が歩道を共用するという姿勢では
環境問題にも、交通渋滞解消にも寄与しないと思います。
このブログを見ていただいた皆さんはいかがお考えでしょうか。
率直な意見を聞かせてください。


自転車の、安全、迅速、快適な利用環境をととのえることが、
クルマの利用を減らし、交通事故や交通渋滞も緩和する



それが先進諸国ですすめられている交通施策の基本だと思います。
  


Posted by Little Ben at 12:11Comments(1)自転車町づくり 大津

2013年02月07日

移動権てナーニ?

今朝の朝日新聞朝刊に「移動権」という概念に基づく
提言が掲載されていました。
 これからの社会で非常に重要な問題だと思います。
私はその昔に法学部で学んだ以外、法曹とは縁のない
社会で生活してきましたので、そのような言葉すら知らず
にきました。
 これまでこのブログで書いてきたように、私達のグループは
化石燃料消費、排ガス、騒音等、環境の視点から
自転車問題に取り組んできました。
 しかし、より基本的な課題である生存権にかかわる視点からも
重要な問題でもあると気付かされました。
今後はこの視点からも、論議も深め社会の認識を深めていく
必要があると思います。
 移動権とは何なのは、記事のコピーを転載させてもらいますので、
是非読んでください。



なお、先の国会で法案として提出されたのに、衆議院の解散で
廃案となってしまったそうです。
 民主党だ、自由民主党fだといった政争の具にすることなく
私たち国民の生存権の保障の一つとして実現させるべく
支持政党に左右されることなく論議を深めたいものです。


  


Posted by Little Ben at 18:55Comments(0)自転車

2013年01月31日

アンコール遺跡のサイクリング観光

永らくサボってました。今日は堅い話をやめ
カンボジアのアンコール遺跡をサイクリング観光するツアーに参加した話です。

最初に私が関心を持ったのは、自転車を運搬するリヤカーでした。
今では日本で全く見かけなくなった自転車で引っ張るリヤカー
私の育った田舎では、高度経済成長期まで運搬の主役でした。
離れたところでサイクリングを楽しみたいときや
リタイヤーした人と自転車をどうするか、大きな問題です。
特に団体でのサイクリングなら、運搬車やレスキューカーを用意するなど
大げさなことになり経費もかさみます。

写真を見てもらえば一目瞭然と思いますが
オートバイで牽引する自転車専用運搬リアカーです。
長さ3~4mですがうまく工夫されていて、12台の自転車が乗せられます。
自転車の前輪をはずし、その車軸の穴にボルトを差し込み
リヤカーの金具に装着する仕組みで、
ガタガタ揺れることもなくしっかり固定されます。








しかも、自転車を乗せた後ろの空きスペースには、
人間も腰かけて何人か座れます。
日本とは交通法制が根本的に違うのでしょうが
乗車定員だの安全装置だのと法律の規制ばかり強めるより
利用する人間が自分で判断して、状況に応じた安全なスピードと
走行方法、自己の安全を確保する乗り方などを考えることも大事ではないかと痛感しました。


ついでに、その際のスナップ何枚かにお付き合いください。
 
  

 
 
 







 

  


Posted by Little Ben at 12:28Comments(0)自転車観光サイクリング