2013年04月02日
やっぱり おかしい?
書こうか、慎むべきか
それは警察署としての見解なのか、個人の意見なのかもあり迷ってました。
でも、皆さんに考えてほしいし、意見を聞かせてほしいので書いてみます。
自転車の車道走行に対する警察の姿勢に関することです。
日本では、自転車で歩道を走ってもよい、ということになっていました。
その代償は、歩行者の安全を脅かし、歩行者との接触事故が多発した
ばかりか、自転車利用者自身も死亡事故に巻き込まれるなど、重大な
事態を生みだしました。このため警察庁では、昨年、自転車は原則とし
て車道を走るよう指導方針を元に戻しました。
また、車道を反対方向に走る自転車も見かけますが、
歩道では左右どちらにも走れることが引き起こした錯覚でしょう。
自転車の右側走行は、その人自身の事故の危険が増すばかりでなく、
正しく走行している自転車も危険にさらすなど、重大な問題です。
私たちのグループでは、このような現状の改善を促す一助として
幹線道路の車道の左端を、一列にならんで走行し、
市民に自転車での正しい走行を啓発する活動をと考えました。
でも、私たちのグループだけでは、市民に訴える力も限られます。
警察官も一緒に走ってもらえば、アピール効果もはるかに大きいだろうと考えました。
日頃、警察官が自転車で走行している姿を見かけることも少なく、
自転車で走行する上での問題点を認識していただく機会にもなると考え、
私たちと一緒に自転車走行に参加していただくことを
大津警察署へお願いに行きました。
これにはある“いきさつ“もあったからです。
例年3月には、びわこ毎日マラソンが行われます。
それにあわせて、毎日新番社の提唱で、
市民団体による「環境キャンペーン」活動が実施されます。
私達のグループでは、「クルマから自転車へ」活動の一環として
マラソンコースの自転車走行を行ってきました。
その際、警官も同伴走行していただくことを打診しました。
しかし、「びわこ毎日マラソンは国際レースであり
その警備の万全を期すことが何より求められている。、
マラソンが終わるまでは他のことで力をそぐのは勘弁してほしい。
4月の交通安全週間等に一緒にやれる啓発を考えましょう。」
ということになっていました。
応対いただいたのは、交通第一課長さん(及び担当の方)でした。
お名前を出すのがよいのかどうかためらいもありますが、
事実を正しく認識してもらうため役職名を明記させていただきます。
課長さんの応答の要旨は、
警察庁(及国土交通省)が、自転車の歩道走行を認めてきた方針を改め、
本来の車道走行に誘導しようとしている方針は承知している。でも
大津警察署管内の道路現況を考えると、
「警察として車道走行を奨励する啓発活動には参加できない」と明言され
現在、大津署としては、広い幅員を持つ歩道に、歩行者と自転車の走行
部分を区分する青色のライン(鎖線)を設けてもらうよう
道路管理者に要請することに力を入れている、というお話でした。
私たちも、幼児や子供を乗せたお母さん、それに高齢者などに
自転車での歩道走行を認めることはやむを得ないことと考えています。
しかし、若者はもとより一般成人が歩道を走るのは誤りと考えますし、
少なくとも先進諸国と言われる国々ではありえないことです。
また、歩道では徐行せよということになっていますが、相応のスピードで
走らなければ自転車のよさは生かされませんし、利用者も増えません。
いつまでも、歩行者と自転車が歩道を共用するという姿勢では
環境問題にも、交通渋滞解消にも寄与しないと思います。
このブログを見ていただいた皆さんはいかがお考えでしょうか。
率直な意見を聞かせてください。
自転車の、安全、迅速、快適な利用環境をととのえることが、
クルマの利用を減らし、交通事故や交通渋滞も緩和する
それが先進諸国ですすめられている交通施策の基本だと思います。
この記事へのコメント
私は、ロードバイクを趣味にしています。
たばこ吸いながら、電話しながら、傘差し、二人乗り、逆走、並走…
スポーツとして自転車を運転する者は、こんな事やりません。
道路の左側走行車線の左端を一列で走行します。
又、ロードバイクとママチャリでは速度が違います。ロードバイクの場合原付バイク並みの速度です。もし歩道を走行したら、事故につながります。
警察が本気で事故対策をしたいのであれば、もっと自転車の交通マナーについて教育する事に時間をかけるべきだと思います。
歩道を歩行者と自転車が共有するという件ですが、
今の道路整備(歩道の整備)では、あまりにも不備が多過ぎると常々思っています。
例えば、南草津駅から北側の1Kmほどの道路では、駅から数百メートルは、歩道が整備され自転車走行ラインが引かれていますが、途中で自転車のラインが無くなっています。
堅田から大津へ向かう国道161号では、歩道に電柱が設置されてるところも有ります。歩道と車道を出たり入ったりになり、余計に事故の原因になります。
また、車道を走行していて、度々、車にクラクションを鳴らされますがヒドイです。まるで脅しです。違反どころか、法律を守っているのに…
警察がこんな見解では、ますます、自転車が悪者になってしまいますね。
悲しい話です。
自動車も自転車も使い方を間違えると、悲しい事故に繋がります。
力の大きいもの(ここでは自動車>自転車>歩行者)が脅かすような事はせずに、相手の事を考えて道路を活用するような国になって欲しいです。
たばこ吸いながら、電話しながら、傘差し、二人乗り、逆走、並走…
スポーツとして自転車を運転する者は、こんな事やりません。
道路の左側走行車線の左端を一列で走行します。
又、ロードバイクとママチャリでは速度が違います。ロードバイクの場合原付バイク並みの速度です。もし歩道を走行したら、事故につながります。
警察が本気で事故対策をしたいのであれば、もっと自転車の交通マナーについて教育する事に時間をかけるべきだと思います。
歩道を歩行者と自転車が共有するという件ですが、
今の道路整備(歩道の整備)では、あまりにも不備が多過ぎると常々思っています。
例えば、南草津駅から北側の1Kmほどの道路では、駅から数百メートルは、歩道が整備され自転車走行ラインが引かれていますが、途中で自転車のラインが無くなっています。
堅田から大津へ向かう国道161号では、歩道に電柱が設置されてるところも有ります。歩道と車道を出たり入ったりになり、余計に事故の原因になります。
また、車道を走行していて、度々、車にクラクションを鳴らされますがヒドイです。まるで脅しです。違反どころか、法律を守っているのに…
警察がこんな見解では、ますます、自転車が悪者になってしまいますね。
悲しい話です。
自動車も自転車も使い方を間違えると、悲しい事故に繋がります。
力の大きいもの(ここでは自動車>自転車>歩行者)が脅かすような事はせずに、相手の事を考えて道路を活用するような国になって欲しいです。
Posted by カロリロ大津 at 2013年05月13日 17:44